火事などの災害はいつ起こるかわかりませんし、逆に言えばいつ誰に起こってもおかしくはない出来事です。
万が一、自分の家が火事にあってしまった場合、火事のお見舞い金やカンパなどどのくらいもらうことができるものなのでしょうか?
火事見舞いの一般的な相場は、祖母や親や兄弟など近しい親族が送る場合は、30,000~100,000円、親戚の場合は10,000~30,000円、友人や知人や会社関係者などの場合は5,000~10,000円ほどになります。
災害後すぐに火事見舞金を支払う人はそうそう居ません。
たいていがある程度落ち着いた頃に渡してくれるのが一般的です。
火災の大きさにもよりますが、火事の後に必要になるものは「住む場所」、「食料」、「衣服」など日用品になります。
カンパとして寄せられるのは、大抵こういった日用品である事がほとんどです。
さまざまな人が気を使っていろいろな支援物資を送ってくれる事があるので、どんなものが必要なのか、あらかじめ伝えておいたほうがよいでしょう。
こういったカンパは災害にあった直後にいただける事が多いです。
基本的には「中古品」などではなく、新品をいただける事が多いです。
たくさんの人からカンパや火事見舞いを頂いた場合、ある程度落ち着いたらお返しをしたい、と思うのが人の心と言うものです。
しかし、他のお見舞金とは異なり、お返しをする必要はないとされています。
なにより早く復興するのが応援していただいた方たちへの一番の恩返しである、ということなのです。
しかし、たくさんの方に応援していただいて復興できたわけですから、なんとか恩返しをしたいですよね。
そういった場合は、軽い品をおくるか、お礼状をもってご挨拶にいくのがよいでしょう。
品物を送る場合、五本結びきりののし紙を使用し、表書きには「薄謝」や「寸志」を記載するといいでしょう。
品物は、タオルや菓子折りや石鹸の詰め合わせなどちょっとしたものでかまいません。
現金や商品券などで返してしまうと不信感を煽る事になりかねないので止めておきましょう。
相場的には、頂いた金額と同額か半額程度くらいが妥当ですが、気持ちでのお返しでかまいません。